なぜ、先に用意すると早く進みますか?

私たちの納期は、ご契約と着手金のご入金から 10 日以内です。10 日の間に、写真や営業時間の確認を待つ時間が長いと、そのぶん作る時間が減ります。素材が先にそろっていれば、待つ時間が少なくなる、と考えています。

用意する物は、次の 6 つです。

用意するもの 6 つの全体図。写真、文章、ロゴ、営業時間や料金などの情報、アカウントの一覧、法令で要る情報(必要な業態だけ)
用意するもの 6 つ(ロゴは無くても進められます)

全部が完璧にそろっていなくても、始められます。そろっていない物は、あとから渡してもかまいません。公開から 30 日以内は、文字・画像の差し替えを 2 回まで無料で行います(範囲の詳しい内容は5万円の範囲の記事にあります)。

ここに書くのは、私たちの受け取りの条件です。ほかの制作会社に頼むときは、その会社の条件を先に聞いてください。

写真は、何をどう撮って用意しますか?

写真は、スマホで撮った物で足ります。最初の目安は、次の表のとおりです。

項目目安
枚数まず 5 枚(外観 1 枚・店内 2 枚・メニュー表 1 枚・あと 1 枚)。全部で 15 枚まで
向き外観と店内は横向き。担当する方の写真は縦でもかまいません
大きさ長い辺が 1,600 ピクセル以上。スマホで普通に撮った物でよく、1 枚 10MB までが目安です
形式JPEG・PNG・HEIC(iPhone の標準のままでかまいません)
避ける物LINE で縮んだ画像、スクリーンショット、他のお客さまの顔・車のナンバー・予約表の画面が写っている物
写真の撮り方のこつの図。外観は昼間に入口と看板を入れる、店内は窓の光が入る時間に、人は胸から上で逆光を避ける、メニュー表は真上から影を入れない
写真の撮り方のこつ。明るい時間に、まっすぐ撮る

明るさの調整は、してかまいません。ただし、施術の仕上がりなどを、実際より良く見せる加工はしないでください。

人が写る写真は、本人の同意が先です

お客さまやスタッフが写る写真は、写っている方から、ホームページに載せる同意をもらった物だけを送ってください。同意は「ホームページに載せる」ことまで含めて取ります。あとで「消してほしい」と言われたときは、差し替えます。顔を出したくない場合は、手元や後ろ姿でも足ります。

文化庁の資料は、肖像権を「自分の氏名や肖像をみだりに他人に公開されない権利」と説明しています。法律に定めがなく、判例で確立された権利だとも書かれています。著作権とは別の権利なので、写真を撮った人が自分でも、写っている人の同意は別に要ります。

他人が撮った写真や、ネットの画像は使えません

使える写真は、お店(ご自身)で撮った物と、撮った人から使ってよいと言われた物だけです。理由は著作権です。文化庁の資料には、次のことが書かれています。

  • 著作権は、手続きをしなくても、著作物を創った時点で自動的に付与されます。
  • スマートフォンで撮影した写真も、日常生活で作った物も、定義を満たせば著作物です。
  • 他人の著作物を使うには、原則として、権利者の許諾(了解)が要ります。
  • 制作を他人に頼んだ場合、料金を払ったかどうかにかかわらず、実際に創った側が著作者になります。使い方の契約は、先に交わしておく必要があります。

予約サイトの写真、他人の Instagram の写真、検索で見つけた画像は、ここに当たります。カメラマンに撮影を頼んだ写真は、ホームページに載せてよいかを、撮った人に先に確かめてください。

文章は、何を書いておけばよいですか?

お店の自慢話や、飾った紹介文は要りません。要るのは、事実です。次の 4 つを、短い箇条書きで書き出してください。

  1. 誰に:どんな方に来てほしいか(例:開業したばかりで、近くの方)
  2. 何を:出しているメニュー・サービス
  3. どこで:場所と、最寄りからの道順
  4. いくら:料金(メニューごと)と、所要時間

すでにある紹介文(プロフィール、Instagram の自己紹介、チラシの文)があれば、貼り付けてください。そのまま使うことはせず、材料として読んで、書き直します。使ってほしくない言葉や写真があれば、それも書いてください。

効果の約束(「必ず予約が入る」など)は、書かない前提で考えます。書けない文は、はじめから書き出さなくて大丈夫です。

ロゴは、どの形で渡せばよいですか?

ロゴがあれば、元のデータで渡してください。次の順に、使いやすい形です。

渡す形使いやすさ
AI・SVG・PDF拡大しても粗くならない形で、いちばん使いやすい
背景が透明な PNG色のついた背景にも置ける
看板や名刺の写真データが無いときの代わり。ロゴをなぞって使うことになる

ロゴが無い場合は、店名の文字だけで作ります。ロゴの制作は、5万円の範囲に入りません。無くても、ホームページは作れます。

営業時間・定休日・予約方法・料金は、どう書き出しますか?

この 4 つは、Google ビジネスプロフィールや Instagram に、すでに載せている物と同じ表記で書き出してください。入口ごとに表記が違うと、お客さまも、情報を読む検索の仕組みも、どれが正しいのか迷います。

  • 営業時間:曜日ごとの開店と閉店。最終受付の時刻があれば、それも
  • 定休日:毎週の休みと、祝日・年末年始の扱い
  • 予約方法:使っている予約サービス・電話・LINE・DM のどれか。予約ボタンに使う URL
  • 料金とメニュー:メニューの名前、所要時間、料金。紙の写真や PDF のままで渡してもかまいません

今の表記のまま、1 か所の元の表にまとめておくと、あとで直すときも楽です。入口どうしの食い違いを見つける方法は、入口ごとの情報の食い違いの点検の記事にまとめました。

アカウントは、どう共有しますか?

ホームページを公開するまでに、いくつかのサービスの画面を触ります。次の一覧を作っておくと、どこに何があるかを、すぐ確かめられます。

サービス書いておくこと共有の考え方
ドメインの登録業者どこで取ったか、名義、更新日名義は、お店のご自身。パスワードは渡さない。設定が要るときの手順は、登録業者ごとに違う
Cloudflareアカウントのメールアドレスお店の名義のアカウントに、作業に要る権限だけを招待で付ける
Google ビジネスプロフィールお店の名前と、管理しているアカウント必要なときだけ、マネージャーとして招待する
Instagramアカウント名(URL)パスワードは要らない。アカウント名だけで足りる
予約サービスサービス名と、予約ページの URLボタンのリンク先の URL だけで足りる
アカウントは招待で共有する図。店主が自分のアカウントから招待を送り、制作者が承諾して必要な権限だけを持つ。パスワードは渡さず、権限はいつでも外せる
パスワードは渡さず、招待と権限で共有する

共有の仕組みは、公式のヘルプに次のように書かれています(画面の名前は変わることがあります)。

  • Cloudflare:Members ページの「Invite members」で、メールアドレスを入れて招待します。アクセスはパスワードではなく、権限(ポリシー)で付ける仕組みです。招待には Super Administrator の権限が要ります。メンバーは、「Remove member」でいつでも外せます。
  • Google ビジネスプロフィール:「ユーザーとアクセス」から、メールアドレスで招待します。権限は「オーナー」と「マネージャー」で、マネージャーは、ユーザーの追加・削除とプロフィールの削除ができません。主オーナーは 1 人だけです。

パスワード、認証コード、ログインの確認コードは、メールにも LINE にも書かないでください。必要になったときは、招待か権限の変更で対応します。

ドメインの取り方はドメインの買い方、Cloudflare のアカウントの作り方はCloudflare のアカウントの記事にあります。今のサービス(Wix など)から持ち出す物は、持ち出しの記事で確かめられます。

特定商取引法やプライバシーポリシーには、何が要りますか?

これは、必要な業態だけの話です。法律の判断は、私たちにはできません。ここには、公式の案内で確かめた範囲だけを書きます。

特定商取引法:ネットで申込みや決済を受けるとき

消費者庁の案内では、ネットなどで広告し、申込みを受けて行う取引(通信販売)が対象です。個人でも、営利目的で反復継続して行う事業者であれば、対象になるとされています。サイトで商品やチケットを売る場合は、あてはまるかもしれません。店でサービスを受けるだけで、サイトでは申込みも決済も受けない場合は、取引の形で決まるため、案内で確かめてください。

通信販売の広告に表示が要る主な事項として、案内には次の物が挙げられています。

  • 販売価格と、送料以外に買う人が負担する金銭
  • 代金の支払時期と支払方法
  • 商品の引渡時期(サービスの提供時期を含む)
  • 申込みの撤回や解除に関する事項(返品の条件を含む)
  • 事業者の氏名(名称)・住所・電話番号

該当しそうなときは、これらを書き出しておくと、確認が早く進みます。自宅を事業の住所にしている場合は、自宅住所の記事も見てください。

プライバシーポリシー:問い合わせや予約で個人情報を集めるとき

5万円の範囲には、プライバシーポリシーのページが入っています。文面は私たちが下書きします。店主に用意していただくのは、次の事実です。

  • 集める情報(お名前・メールアドレス・電話番号など)と、使い道
  • 問い合わせの窓口(メールアドレスなど)
  • 集めた情報を預ける外部のサービス(予約サービス、問い合わせのフォームなど)があるか

個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)には、利用目的は本人が予測できる程度に具体的に特定することが望ましい、「事業活動に用いるため」では具体的とは言えない例とされています。また、ホームページの入力画面から直接情報を集める場合は、利用目的を明示する必要がある、とも書かれています。

印刷して使えるチェックリストは?

次の表を印刷して、用意できた物に印を付けてください(ブラウザの印刷の機能で、そのまま印刷できます)。そろっていない行は空けたままで、先に連絡をいただいても大丈夫です。

印用意するもの形・目安メモ
□外観の写真1〜2 枚・横向き・昼間
□店内の写真2〜3 枚・横向き・窓の光が入る時間
□メニュー表・料金表の写真真上から。PDF でも可
□担当する方の写真(任意)胸から上・縦でも可
□人が写る写真の同意写る方の同意を取った物だけ
□写真の権利の確認自分で撮った物か、撮った人の了解がある物だけ
□誰に・何を・どこで・いくらの書き出し箇条書きでよい
□ロゴ(あれば)AI・SVG・PDF・背景が透明な PNG。無ければ文字だけ
□営業時間・定休日Google ビジネスプロフィール・Instagram と同じ表記
□予約方法と予約ページの URL予約サービス・電話・LINE・DM
□料金とメニュー名前・所要時間・料金
□ドメインの登録業者・名義・更新日パスワードは書かない
□Cloudflare のアカウントメールアドレス。招待で共有
□Google ビジネスプロフィールお店の名前。必要なときだけ招待
□Instagram のアカウント名URL だけ
□予約サービス名と URLボタンのリンク先
□特定商取引法の表示に要る情報(必要な業態だけ)価格・支払方法・引渡時期・返品条件・事業者の情報
□プライバシーポリシーに要る情報集める情報・使い道・窓口・外部サービス

ご自分で進める方は、この表のとおりに用意していただければ、どの制作会社に頼むときにも使えます。私たちに任せたい方は、トップページに範囲と流れを載せています。ドメイン代と、今のサイトからの乗り換えの作業は 5万円に含みません。