公式ページには、何を載せればいいのでしょう?
ポータルと Instagram があっても、DM の質問は減らないことがあります。メニューの違いや所要時間は、そこに書ききれないからです。
サロン自身のページに載せるものは、初めての方が予約の前に迷う点から決めます。この記事では 7 項目に分けました。
7 項目のうち、根拠を確かめたのは最後の注意と資格の部分です。それ以外は、DM でよく聞かれる点を並べた私たちの整理で、公的な基準ではありません。
初めての方は、予約の前に何に迷うのですか?
次の表は、ページに書く内容の例です。ご自身の DM の履歴と見比べて、足りない行を足してください。
| 項目 | 書く内容の例 |
|---|---|
| メニューの違い | ラッシュリフト、まつげパーマ、眉ワックス、眉スタイリングなど、何をする施術か |
| 所要時間 | メニューごとの時間。初めての方は、カウンセリングの分も入れるかどうか |
| 料金の見方 | どこまでが 1 回の料金か。追加になる場合は何か |
| 当日の流れ | 受付から終わりまでの順番 |
| 持ち物・メイク | 当日のメイクを落とすか、コンタクトレンズはどうするか |
| お直しとキャンセル | お直しを受けられる期間、連絡の期限、遅刻したときの扱い |
| アレルギーなどの注意 | 体調や肌の状態によって、施術できない場合があること |
1 つ 1 つは短くて構いません。DM で同じ説明を何度もしているなら、その文面がそのまま原稿になります。
お直しの期間や遅刻の扱いなどの決まりは、サロンごとに違います。ページには、実際に運用している決まりだけを書いてください。
施術者の資格は、どう書けばいいのでしょう?
厚生労働省は、まつ毛エクステンションは美容行為であり、業として行うには美容師の免許が必要だと説明しています(厚生労働省のページ)。
同じ省の平成 24 年の通知には、検討会の整理が付いています。施術所に求められることとして、次のものが挙がっています(通知の PDF)。
- サービスの内容と、健康被害のリスクを示すこと
- 施術者の資格・経験を示すこと
- お客さまの体調の確認(カウンセリング、アレルギーテストなど)
- 事故があったときの対応方針の説明
つまり、ページには「美容師免許を持つ者が施術します」のように、事実をそのまま書きます。持っていない資格や経験は書きません。
この通知は、まつ毛エクステンションを対象にしています。ラッシュリフト、まつげパーマ、眉の施術の扱いは、ここでは確かめていません。迷うときは、保健所に聞いてください。
効果は、どこまで書いてよいのでしょう?
消費者庁は、景品表示法の優良誤認表示を、こう説明しています。サービスの内容について、実際よりも著しく優良だと一般消費者に示す表示です(消費者庁のページ)。
効果や性能の表示が優良誤認に当たるかを判断するために、消費者庁長官は、裏付けとなる資料の提出を求められます。資料が提出されないときや、合理的な根拠と認められないときは、措置命令との関係では不当な表示とみなされ、課徴金納付命令との関係では不当な表示と推定されます。
「もちが良くなる」「必ずこうなる」は、根拠を示せない限り、危うい書き方です。効果を書く代わりに、施術の内容と所要時間、決まりを書きます。
医薬品医療機器等法(薬機法)の細かい決まりは、この記事では確かめていません。まつげ美容液などを売る場合は、別に調べてください。
ポータル・Instagram・Google マップと、なぜそろえるのですか?
Google は、ビジネス名について、店舗やウェブサイトで一貫して使い、お客さまに知られている実際の名称を使うよう求めています(Google のガイドライン)。
また、ビジネス情報が正確でない場合、地域の語句で検索されても情報が表示されないことがある、とも説明しています(Google のヘルプ)。表示を約束する文ではなく、正確にしておく理由の説明です。
ポータルでは「営業時間は 10 時から」、マップでは「11 時から」になっていると、お客さまは迷います。公式ページを足すなら、ほかの場所と同じ内容にします。
自分で書くなら、どの順番がよいですか?
- DM の履歴から、よく聞かれる質問を 10 個ほど拾います。
- メニューごとに、内容と所要時間を 2〜3 行で書きます。
- お直しとキャンセルの決まりを、運用している通りに書きます。
- 施術者の資格と、体調の確認、注意を書きます。
- 効果の言い切りが無いか、読み直します。
- ポータル、Instagram、Google マップと、店名・時間・休みを照らし合わせます。
ここまで書けば、ページの原稿はほぼできています。作る作業は、制作会社に頼むこともできます。
私たちは、まつげ・眉サロン向けに、この内容を 1 ページにまとめる仕事を受けています(まつげ・眉サロンの公式サイト制作)。まず話を聞きたい場合は、お問い合わせからどうぞ。